渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

肢体不自由児者父母の会の成人の会/ペット関連(講演会:ネコのためにできること)

こんにちは。自民党の渡辺みちたか(新宿のミッチー)です。

1月の新年会ラッシュがひと段落しましたが、今週末は肢体不自由児者父母の会、手をつなぐ親の会の2つの障害者団体に所属する子どもたちの成人式があります。

本日は肢体不自由児者父母の会の同会合に出席しました。ご父兄のご苦労や、喜びの生の声をあらためてお聞きし、また新成人の皆様の笑顔を見ることができました。私からは地元・清風園の跡地に障害者グループホームが整備される方針であること、地元の反応をご報告し、整備に向けて議会で活動していくことをお伝えさせて頂きました。

その後、落一地域センターへ移動し、区衛生課主催の講演会「ネコのためにできること」にて、インフルエンサーの一般社団法人くまお代表理事の鎌田里苗さんと、地元の聖母坂どうぶつ病院・獣医師の田草川佳実先生のお話をお聞きしました。

ペットを飼うご家庭が増えており、大変興味関心のある分野で、刺激を受ける内容でした。行政との関連では飼い主のいないネコの不妊去勢手術の助成などの話(地域によって全然違う)もありました。たしか新宿区においては昨年度数百万円の予算が組まれ、執行率がさほどよくなかった記憶がありますので、週明けに確認して、今後の活動の材料にしたいと思います(2/2追記あり)。

昨年の区議選挙では新人で唯一、獣医師会新宿支部の推薦をいただきました。獣医師の先生や、飼い主の皆様、地域の皆様のお話をよくお聞きして、ペットと共生できる新宿区を目指し研究を進めて参ります。

(2/2追記) 猫関連の区の予算につきましては予算書・決算書を確認しましたところ30年度で「人と猫との調和のとれたまちづくり」予算額が639万円に対して、決算額が338万円。執行率52%でした。執行率がやや低めで、原因と使い勝手について引き続き調べたいと思います。

 

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清風園の廃止(中落合一丁目)その1

こんばんは。自民党の新宿区議会議員 渡辺みちたか(新宿のミッチー)です。

日ごろ、何が(どこまでが)行政の役割か、と考えることがよくあります。国民の自由、生命、財産を守るのが政府の役割ですから、基礎自治体は住民から一番近い行政機関としてそれを執行する役割を担うのだと考えています。

1月18日、19日は地元の高齢者施設「清風園」の廃止方針に関する住民説明会が開催され、出席してきました。

清風園は区の直営の高齢者の憩いの場として設置された施設で、浴場や集会室などがあります。新宿区に住んでいる60歳以上の方であれば無料で利用することができます。実際の使われ方としては浴場は無料の銭湯として、お風呂から上がった後に囲碁を打ったり、カラオケをするためにに集会室が使われています。高齢者の憩いの場ですね。

この清風園は昭和37年に始まり、昭和55年に建物をリニューアルして以来、築40年が経過しようとしています。今後、施設老朽化に伴う大規模修繕工事が必要で、2億2000万円ものコストがかかると試算されています。一方で利用者が直近6年間で約3割減少しており、地域交流館や銭湯など、代替施設(お風呂)が既にある状況を総合的に考え、区は廃止をし、民設民営の障がい者グループホーム、デイサービス等を整備する方針で調整しています。

住民説明会では区による説明(上記)と、住民との質疑応答が行われました。質疑応答では白紙撤回を求めるという激しい反対をおっしゃる方も1名いましたが、老朽化による修繕の必要を認めない方や、障害者グループホームを整備すること自体に反対する方は一人もいませんでした。特に障がい者団体の方々が日頃のケアのご苦労を訴え、グループホームの整備方針に賛成と感謝を表明され、これらの発言に胸を打たれない方はいなかったのではないでしょうか。誰しもが障がい者の親になる可能性があり、かつ望んでなる人はいませんからね。そういう方々をサポートするのが行政の大きな役割の一つだと思います。

もちろん、高齢者の憩いの場、いきがいを持てる場は必要だと思います。ベストな選択は憩いの場としての現状の機能とグループホームが両立する施設を整備することです。しかし限られた予算(血税)と限られた土地でできることを考えれば、グループホームを整備することが現時点でのベターな選択肢だと考えています。

本件については地元の唯一の自民党の区議会議員として、しっかりと地域の意見をお聞きして行政に要望して参ります。また書きます。

予算特別委員会に向けて

こんばんは。自民党・新宿区議会議員の渡辺みちたか(新宿のミッチー)です。

先日、3歳の娘に「パパはどんな仕事をしているでしょうか?」と聞いたところ、即答で「のみかい!」と回答されました。12月と1月は忘年会、新年会に追われていますが、今年は子供たちや区民の皆様に成果の伝わる仕事をしていきたいと思います。さて、仕事始めとなった今週、日中は役所で要望の対応や、2月に始まる予算特別委員会(通称:予特)のレクをこなしました。(なお、忘・新年会もただの飲み会ではなく、区民の皆様と間近でお話ができるので大変ありがたい機会です。)

予算特別委員会は区側からは課長級以上の幹部が全員出席し、議員としてもまとまった時間を1問1答で質問できる機会ですので、気合と準備を入念に行って臨みます。現時点では

・財政

・気候変動

・食品ロス

・神奈川県で起こったHDD破棄からの情報漏洩の可能性があった事件を受けての対応

・地元・中落合一丁目の清風園廃止関連

などなどを考えています。現在情報収集中で、興味の範囲は広がるばかりです。アウトプットに向けて、一度広げてから狭めていくのがセオリーですので、来週いっぱい情報を集めてそれから具体的な項目を決めていきます。

ウェブからも皆様からのご意見をお待ちしています。

新年会はじめ

こんばんは。自民党新宿区議会議員の渡辺みちたか(新宿のミッチー)です。

1月5日は区主催の新年会、区医師会の新年会に出席いたしました。

地域密着の自民党の地方議員は、もれなく1月から2月の半ばまで新年会、土日は餅つきと地域行事に参加しますが、今日はその嚆矢となる新年会でした。

こうした地域行事で、色々な方とお話する機会も増えるので陳情・要望も同時並行でこなしていく時期でもあります。早速、閉鎖が予定されている地元の施設・清風園の後にできる施設についての要望をいただいたので、明日役所に確認したいと思います。

餅つき・新年会が終わると、2月21日より議会も始まります。2月の定例会は予算を審議する非常に重要な議会で、その準備も今から行い万全を期して望みたいと思います。

明日から仕事はじめの方も多いのではないでしょうか。ともに頑張りましょう。


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新宿区が生き残るために

新宿のミッチーこと新宿区議会議員の渡辺みちたかです。明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

年末年始も夜警や挨拶回り、地元神社での歳旦祭と忙しく過ごして いました。
それでも1月2,3日は栃木県那須塩原市の実家に行き、父母、家族のとの時間を過ごすことができました。

実家では那須塩原市長を務めている兄の近況も聞き、新宿とは異なる課題に取り組む姿を見、非常に刺激になりました。兄の話を聞くに、数十年後に那須塩原市は消えてなくなってしまうかもしれない 、なんとかしなければならない、という思いと、様々な意見がある中でトップダウンで実行を下していく必死な姿勢を見て、 若い政治家はこうでなければいけないと思うと同時に、地方の本気を感じました。

一方の新宿ではそうした危機感はあるでしょうか。もちろん危機感 自体はありますが、新宿が消えてなくなるときは、日本が消えてなくなるときだろうな、といった思いは(私の中でも) ないとはいいきれません。地方の課題の根本は過疎化や少子高齢化 の中で(若い)人を集めることにあり、一方の都心では人はほっといても集まってくるという環境の違いがそうした甘えを生んでいますが、近年テレワークをはじめとする技術革新による場所の優位性の希薄化や、地方の本気度から、うかうかするとあっという間に新宿も取り残されてしまいます。

こうした1700超の自治体が生き残りをかける時代で、意識すべ きは自治体・地域を、持続していくこと、サステインしていくことです。サステナブル(持続可能性)、SDGs( 持続可能な開発目標)というと流行りのキーワードですが、基礎自治体でできることを具体的に考えると地味なテーマです。その中でも私は中長期的な財政や、環境問題、施設の更新、まちづくりといった中長期的な課題に取り組むことこそ、若い政治家である私の仕事だと考えています。

令和2年、2020年もどうぞよろしくお願いいたします。