渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

書評

書評『明日、私は誰かのカノジョ』4章(5~9巻):ホストにハマる根本と行政に何ができるかを考える

しばらく前にTwitterで話題になっていた漫画、「アスカノ」こと、『明日、私は誰かのカノジョ』の5巻~9巻を読んだ。この巻(4章Knockin'on Heavens Door)は、女子大生の萌がぴえん系女子のゆあとの出会いをきっかけにホストにハマっていく様を描いている。…

高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』(芥川賞)

文藝春秋に掲載された芥川賞「おいしいごはんが食べられますように」。ストーリーが面白いのもそうなんだけど、私は純文学は単独では何の意味もない文字という記号を組み合わせて何をつくるか(綺麗な景色をつくったり、読者の心を揺さぶったり)を楽しんで…

砂川文次『ブラックボックス』(芥川賞)

20代、30代の誰しもが思う「このままでいいのか」という焦り、でもそれをどう解決していいかわからない苦悶をうまく描いた作品。私自身、主人公のサクマと立場が同じで、いまの仕事をコツコツ積み重ねていっても、昇給や安定にはつながらないので、その焦り…

千正康裕『ブラック霞が関』 国会の日程闘争はマイノリティの意見のくみ上げる機能

千正康裕『ブラック霞が関』読了。 普段読みっぱなしにすることが多いが、たまにはメモ代わりにブログに書いておきたい。 本書は元厚労官僚の著者が霞が関の労働状況と、それに対する処方箋を描いた本だ。人員は削減される一方で事務量は増え、キャリア官僚…