渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

自民党のマネジメント

 自民党新宿総支部主催の政経セミナーが開催された。
 4年に一回開かれるこの会はいわゆる政治資金パーティーで、パーティー券をご購入いただいて参加していただく会だ。ご協力いただきました方々、ありがとうございました。

 自民党はノルマ政党で、公認を取るには党員を何人集めろ、パーティーをやるからチケットを何枚売れ、選挙になれば何人動員しろ、みたいなミッションがガンガン降ってくる。毎回まじかよと思いながらこなしているのだけど、これはマネジメント的にはしょうがないことだと思っている。

 つまり、こういうノルマをこなすには、日ごろから支援者と連絡とったり、政策を伝えたり、陳情事を聞いたり、支援者を増やしたりしなければならず、我々(議員)を休ませない仕組みを党が作っている。

 こういう日常の活動をサボっていると、前回選挙のお願いをして、そのあと連絡してないのに今度はパーティーのお願いをしなければならない、みたいなことになる。自分のお願いばっかりしている議員はやがて愛想をつかされて、選挙に勝てず淘汰されていく仕組みだ(と思う)。お願いや、お困りごとを聞くのが政治家の職分であって、お願いばっかりしている政治家はダメということだ。

 ただこういうマネジメントのもとでは、頼みやすいところに頼みがちになってしまうのは実際にある。だから選挙もパーティーもあらゆる会合に皆勤賞になっている支援者もいるし、統一教会の話もその延長なんだと思う。選挙で運動員のお願いしたら、よし来たって人数をサッと出してくれるんでしょ。そりゃ魅力的にはみえるよ。

 重要なのは正攻法をやりなさいということで、政策を訴えて、会合に出て一緒に飯を食って、盆踊りを踊って、人柄をわかってもらって、応援してくれる人を作りなさいってことなんだと改めて思う。裏道にはだいたい裏があるからね。


↑ 30秒くらい登壇させていただいた。