自民党新宿総支部主催の政経セミナーが開催された。
4年に一回開かれるこの会はいわゆる政治資金パーティーで、パーティー券をご購入いただいて参加していただく会だ。ご協力いただきました方々、ありがとうございました。
自民党はノルマ政党で、公認を取るには党員を何人集めろ、パーティーをやるからチケットを何枚売れ、選挙になれば何人動員しろ、みたいなミッションがガンガン降ってくる。毎回まじかよと思いながらこなしているのだけど、これはマネジメント的にはしょうがないことだと思っている。
つまり、こういうノルマをこなすには、日ごろから支援者と連絡とったり、政策を伝えたり、陳情事を聞いたり、支援者を増やしたりしなければならず、我々(議員)を休ませない仕組みを党が作っている。
こういう日常の活動をサボっていると、前回選挙のお願いをして、そのあと連絡してないのに今度はパーティーのお願いをしなければならない、みたいなことになる。自分のお願いばっかりしている議員はやがて愛想をつかされて、選挙に勝てず淘汰されていく仕組みだ(と思う)。お願いや、お困りごとを聞くのが政治家の職分であって、お願いばっかりしている政治家はダメということだ。
ただこういうマネジメントのもとでは、頼みやすいところに頼みがちになってしまうのは実際にある。だから選挙もパーティーもあらゆる会合に皆勤賞になっている支援者もいるし、統一教会の話もその延長なんだと思う。選挙で運動員のお願いしたら、よし来たって人数をサッと出してくれるんでしょ。そりゃ魅力的にはみえるよ。
重要なのは正攻法をやりなさいということで、政策を訴えて、会合に出て一緒に飯を食って、盆踊りを踊って、人柄をわかってもらって、応援してくれる人を作りなさいってことなんだと改めて思う。裏道にはだいたい裏があるからね。
↑ 30秒くらい登壇させていただいた。