渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿区議会議員(自由民主党)。昭和60年12月生まれ(35歳)。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(1期)。#渡辺みちたか #新宿区議会

お願い:ご家族の方がウェブ予約の手伝いを【高齢者ワクチン接種】

 一昨日、65歳以上のワクチン接種について第一弾のスケジュールが区から発表された。

リンク⇒ 新型コロナウイルスワクチン接種について:新宿区

 新宿区ではいわゆる高齢者の優先接種について、まず75歳以上、ついで65~74歳の方を対象に、二段階に分けて行うこととした。

 先行して予約が始まった自治体では、予約の電話がつながらないなどのトラブルが起きているので、二段階としたのはこの点の対策にもなっている。

 75歳以上の予約開始は5月6日と決まった。新宿区でのコールセンターでの体制は先日行われた会派レクでも聞いたし、報道されている予約電話殺到のおそれについても指摘し、区も他自治体での状況は承知していた。しかしながら、その体制で回線がパンクしないかは私たちにはわからないし、行政もふたをあけてみないと分からない部分があるだろう。区ではコロナワクチン接種についての専用コールセンター(ここで受付もする)を設けているが、このコールセンターがつながりづらくなると、役所にも電話が殺到し、他の業務にも支障がでてくる。

 おとといから、私も区の高齢者ワクチン接種スケジュールの発表を受けて、地域をあるいている。私が話した方の中では(やはりというか)ほとんどの方が電話で予約したいと言っていた。

 今の段階で私にできることは、地域を歩いて高齢者ワクチン接種のスケジュールが発表されたとお知らせすることと、ご家族にお手伝いいただける場合は、ウェブでも予約取れるようにしてくださいとお伝えすることだ。議員の仕事は「万全の体制を!」と行政に言うことだけではないと思っている。

一人会派ははたして会派なのか

 東村山市議会で4月から一人会派が認められなくなるらしい。

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 議会は基本的に会派というまとまりで行動する。民主主義は「多数の支配」と定義づけされるとおり、議会でも会派の人数で議会のポスト(議長、委員長など)、質問時間などが決まる。

 選挙で無所属の候補者が当選したとき、議会内でほかの誰とも会派を組まずひとりぼっちになることがあり、その議員の扱いは議会によって違い、一人を会派(一人会派)として認めるケースと、ひとりは会派ではなく一議員として考えるケースがある。これは議会が会派というまとまりで運営されて、まとまりの構成員が一人だった場合の統一ルールがないということだ。新宿区議会では一人会派の制度があるが、私は一人会派という言葉や制度に疑問を持っている。一人会派は会派(グループ)ではなく、いち議員(個人)でしょうと。

 国会では衆、参ともに一人会派は認めておらず、議員が誰とも会派を組まない場合「会派に属しない議員」になる。会派に属しない議員は、会派間で配分の終わったあまっている委員会に所属し、質問時間も会派の人数で割って配分されるので短く、議会活動は会派に所属する議員よりかなり制限されている。(しかし、会派に支払われる立法事務費(所属議員1人につき1月65万円)は会派に属していない議員にも支払われ、この辺の考え方はよくわからない。)

 新宿区議会では一人でも会派として認められ、議会活動が可能だ。会派として認められているので、本会議でも会派として区長に質問ができ(通常、一般の議員として質問する場合は部長級が答弁する)、かつ質問時間も優遇措置がある。例えば、予算委員会の総括質疑の配分は自民党(11人)が196分で、一人会派は54分だ。人数で11倍の自民党が、質問時間では1人会派の3倍弱とかなり割を食っている。これは民意を反映しているといえるのだろうか。また、会派ごとに控室が配分されるので一人会派の場合は区役所内に個室が与えられている。一人会派の議員がひとりで黙々と控室で勉強するより、会派に属しない議員として控室が一緒になった方が会話が生まれ、そこからコラボレーションができたら区民のためにいいのではと思う。

 一人会派の議員の多くは政党の支援なく、または小さな政党の看板で選挙を勝ち上がってきた猛者たちで、人間的にも尊敬できる方ばかりだ。しかし民主主義のもと、民意の反映を実現すべき議会においては議席は平等に扱うのが道理で、議員ひとりになると突然優遇される現在の一人会派の制度には疑問を持っている。

ゼロカーボン宣言 新宿区も続け

 この時期はどこの区も第一回定例会が開かれている。この定例会中に豊島区、足立区の2区が、2050年までに温室効果ガス実質ゼロを目指すことを宣言した。

 2019年12月に突如として東京都がゼロエミッション東京を発表し、国も昨年10月に菅総理所信表明演説でゼロを目指すと宣言した。

 都市圏の特別区では温室効果ガスゼロ(ゼロカーボン)宣言はなかなか難しい。なぜならどんなにCO2排出を削減してもゼロにはならないし、CO2吸収する森などがないので削減のプラスアルファの施策が区内で完結ができないからだ。(自然のある地域ではCO2排出削減とともに森林整備などでCO2をゼロにしていく。)

 これまで東京23区では世田谷区、葛飾区がゼロカーボンを宣言していたが、今回、足立区に加えて池袋を有する都市部の豊島区が宣言したのは、勇気のある決断だったと思う。

 私は当選以来、気候変動・地球温暖化についてライフワークとして取り組む覚悟で活動しており、今年2月には新宿区議会自民党内でこの課題についての勉強会を立ち上げた。新宿区でもぜひゼロカーボンの決断をしてほしいと思っているし、それができるように議会から後押しをしていく。

 日本は民主主義の国であり、民主主義は「多数の支配」と定義される通り、数がものをいう。幸い自民党は新宿区議会では最大勢力なので、自民党をまとめ、提言ができれば区も重みをもって受け止めてもらえる立場だ。私としてもやりがいをもって活動している。この分野については積極的に勉強していきたい。

※情報等ぜひお教えください

入湯税からみた新宿区の経済の痛み方

 前回、新宿区のたばこ税収の減少について書いたが、入湯税についても記しておく。こちらも今年度、大幅な減少になった。
 入湯税は文字通り温泉に入るときに払う税金で、基準は1件につき150円だが、自治体が決めていいことになっている。兄の渡辺みちたろうが市長をしている那須塩原市では、コロナ対応として観光業従事者向けにPCR検査を実施し、そのための原資として入湯税を50-200円引き上げている。そうした政策も行える税金だ。なお、新宿では基準と同じ1件150円。
 新宿に温泉なんかあるのか? と思うが、新宿には2か所、歌舞伎町にあるテルマー湯と新宿5丁目の温泉旅館の由縁(ゆえん)の2件がある。後者が旅館であることを考えると新宿区の入湯税はほとんどテルマー湯のお客さんから頂戴しているといっていい。区の入湯税テルマー湯がオープンした2015年(それまではゼロ)から順調に伸びており、直近の数字は2017年度に2700万円、2018年度に3200万円、2019年度に4100万円、2020年度は当初6100万円を見込んでいたが、それが今回の補正予算で修正されて1700万円の見込みとなった。約72%の減だ。なお、来年度は現時点で約1800万円を見込んでいる(インバウンドは戻らない前提なのか)。
 コロナ前のテルマー湯は日本人のサウナーブーム、インバウンドでの外国人の来客で大盛況だったが、今年度は大きな減となった。新宿の地域経済は小売りや飲食・サービス業などが主力で、観光客など人が移動することで売り上げが立つビジネスが多い。入湯税(ほぼテルマー湯)だけですべては語れないが、新宿の経済を象徴した数字であると思っている。
 今後コロナを減らしていくことがダイレクトに新宿の地域経済に響いてくる。コロナについてはワクチン接種が解決への唯一の道だ。区民のワクチン接種の期待・関心も高く、私も議会からワクチン接種体制の構築を応援し、地域の皆さんに状況をいちはやく伝えていく。

新宿区のワクチン接種(高齢者)の方向性

 医療従事者に続き、高齢者のワクチン接種が4月から始まる。医療従事者以外の住民のワクチン接種は自治体が責任をもって行う決まりだ。区では約16億円の経費を計上して行う。

いつワクチンを打てるのか

 新宿には4月19日週に975人分の住民用(高齢者用)ワクチンの第一便が到着する。翌4月26日週にも届くが量については「都内全市区町村に1箱(487人分)」という伝達がある状況で、一箱にプラスアルファがあるかははっきりしていない。翌5月以降の到着情報についてはまだ区には伝えられていない。

 4月中に届くのは約1450人分ということを考えると集団接種の開始は少し先になる。ワクチンの第一陣、第二陣(計1450人分)は特養など老人施設に入居している方(区内に約2000人いる)から打つのが合理的なのではないかと思う。
 街で「いつ接種できるのか(いつ接種クーポンが届くのか)」と聞かれることがあるが、区にいつどのくらいの量がわからないのでお答えしようがない。以下は推測だが、河野太郎大臣が「5月上旬に医療従事者48万人分のワクチン手配が終わる」と発言しており、この発言通りに進めば、最短で5月中旬から本格的に住民用のワクチン手配が全国的に始まるのではないか。

近くの医院で打てるのか(個別接種)

 現時点で区は地域センターと元気館で集団接種を行うと発表している。新宿区には大きな病院(大学病院や国立病院、JCHOなど)もあるので、こうした場所でもできるように連携・提携に期待したい。
 一方で、街の身近な医院(クリニック・診療所)で接種する個別接種については調整中で、(具体的な中身を調整、というよりも前の段階のようだ)今しばらくお待ちいただきたい。

打つまでの流れ(現時点の想定)

 厚労省によるワクチン接種までの流れを紹介する。まず住民票住所にクーポン(チケットのつづり)が届く。それを見ながら電話やウェブで予約をする。この時点で1回目の接種の会場・日時が確定。
(集団)接種会場では医師の予診を受けたのち、ワクチン接種を行い、副反応を考え待機して完了。クーポンに接種済みの記録がされ、2度目の接種の予約をする。
2~4週間後(ワクチンの種類によって異なる)2度目の接種を1度目同様に行い完了という流れを想定している。

 まだお伝えできる部分が少なく心苦しいが、積極的に今後も情報を共有していく。