渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

2024-01-01から1年間の記事一覧

ブラックホール型筆頭の新宿区(自治体持続可能性レポート)

都市部は持続可能か? ずいぶん前の話だが、栃木県の那須塩原市の市長をしている兄が「新宿はいいよな、ほっといても人が集まってくるから。俺たちはこのままじゃ30年後に消滅しているかもしれない。だからなんとかしなきゃいけない。新宿? 新宿が消滅する…

定額減税と災害用トイレの啓発(補正予算審議)

区議会の臨時会が開かれ、31億円余の補正予算案を全会一致で可決した。内容は一人4万円の定額減税関連と、税金が少なく減税額に満たない人への給付金(27億円)、災害用携帯トイレの全世帯配布(4億円)。 定額減税と給付金の違い 定額減税は1人4万円(所得…

公共施設の再開発プロジェクト(南町田グランベリーパーク)

また先月の話になってしまうが、会派の視察で南町田グランベリーパークに伺い、公共施設を含めて行われた再開発プロジェクトの話をお聞きした。この南町田グランベリーパーク駅(旧・南町田駅)の南側エリアは以前から東急のアウトレットモール(グランベリ…

ふれあい入浴と中町地域交流館の視察

地域の銭湯の廃業に際して、新宿区では行政施設のお風呂の解放をしている。先月議会で行った中町地域交流館への視察は、よりよい対応とはなんぞやと考えるきっかけになった。

ハロウィン期間中の歌舞伎町周辺での路上飲み禁止条例案

◆新宿ではまだ問題になっていないハロウィン 今日の議会で、ハロウィン期間の新宿駅周辺の秩序を守るための条例を作りたいと報告があった。最近の区役所は区のイメージにかかわる課題の対応がとても早い。歌舞伎町のホストクラブ、歌舞伎町のネズミの大繁殖…

新宿のオーバーツーリズム(新大久保とハロウィン)

新宿はいくらでも観光客を受け入れるキャパがありそうだが、現実はそうでもない。 コロナ前は爆買いブームで、海外からの団体客のツアーバスが数多く路上駐車をして問題になった。区では年間数千万円かけて、歌舞伎町に観光バス用の駐車スペースを借り上げ誘…

老木化する桜、未来にどう残す

神田川沿いの桜並木 桜は日本人が愛する花の一つで、古くから人々に愛でられてきた。百人一首にも桜の歌が6首ある。桜は一年のうちたった十日ほどしか咲かないが、満開時の美しさと散り際のはかなさが日本人の美意識にかない、心に染みるのだと思う。 全国で…

【新宿区】教育・子ども関連予算の大増額(2024年度予算その2)

子ども関係の事業拡充や予算が目立つ 新宿区の来年度(2024年度)予算案の特徴は子ども関連、教育関連に大きく予算がついていることだ。区長も予算委員会質疑の冒頭で今年度予算について、子ども関連政策に力を入れたとし、具体例として子ども団体の区スポー…

【新宿区】来年度予算はきめ細やか・積極財政・大盤振る舞い予算だ(2024年度予算その1)

区長による所信表明があり、来年度予算も議会に提出されたのでレビューしていく。まずは全体について。 来年度(2024年度)の一般会計予算案は歳出1845億円と過去最大で、多くの事業が拡充され、これ以上ないくらいの大盤振る舞い、もとい、区民のニーズに細…

区民の税金を使って、やすやすと外国人留学生にお小遣いをあげるべきではない

2月1日の臨時会で低所者への3~10万円の給付金を審議する。約30億円かけて行う大きな事業だ。この話は論点がさまざまあるが、わかりやすい課題点は、(住民税非課税であれば)外国人留学生も支給対象となっていることだ。 新宿区は外国人が多く、35万の人口…

嵐の中でも時は過ぎゆく(2024年頭所感)

年が明けた。昨年2023年は自民党にとって逆風の年だった。年末はテレビをつければ(スマホをみれば)派閥のパーティー券の話がえんえんと報道されていた。夜警や忘年会では「大変だねえ」とか「お前もキックバックもらってるのか!?」とご心配や、イジり、…