自民党・新宿区の渡辺みちたかです。
現在新宿区には駅前に57の自転車駐輪場があり、放置自転車は年々減少傾向にあります。都内でも放置自転車数のワースト5に入る新宿駅前の放置自転車数も4分の3に減っており、駐輪場の増設やマナー啓発など行政の効果が徐々に出ている状態です。
一方で環境や交通事情を踏まえて、自転車での移動を増やす施策が国・都でとられており、東京オリンピック・パラリンピックに向けて一層自転車を活用する方針です。
民間会社による自転車のライドシェアも現在都心9区で行われ、新しい自転車の利用の仕方もどんどん広がりつつあります。
こういった動きや方針に対して、自転車の利用マナーが追いついていない部分があります。昨年5月には自転車にのりながらスマホを操作する「ながら運転」による死亡事故がおきました。またスマホのながらは言語道断ですが、イヤフォンをしながらの運転も非常に危険で、こちらも昨年、傷害事故がおこっています。
交通事故は被害者の方はもとより、怪我や死亡させてしまった加害者の方も人生を棒に振ってしまう可能性があります。どちらもまさかそんなことが起こるなんて思ってもみなかったと思います。
こうした悲劇をなくしていくためにも、マナー向上の啓発や、自転車交通事故の保険の認知度を上げる取組をしていきたいと思います。