◆会派構成(全38議席)
自民党8議席
公明党8議席
共産党7議席
新宿未来の会6議席
民主党・無所属クラブ4議席
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維新の会 2議席
参政党、れいわ、現役世代 それぞれ1議席
自民8議席、公明8議席、共産党7議席で相変わらず新宿三國志をやっている。前期と決定的に違うのが、前期は自民11、公明9を合計して20議席で過半数(20/38)だったのが、今期は16議席で過半数に届かないことだ。今期の鍵になるのが新宿未来の会で、この会派は前期は保守系無所属のグループで、のづさん、えのきさん、鈴木さんの3人で構成し、区長提出の議案すべてに賛成した。前期と同様、基本的には吉住健一区政を前に進めるという姿勢であれば彼ら6議席を含めて過半数だが、今期は改革派の無所属の伊藤ようへいさん、国民民主の金久保さん、都民ファのたなえさんと組み6人の会派となり、議案によっては会派まとまっての行動は難しいかもしれない。
委員会の構成を考えるとさらに厳しく、委員長のポスト配分次第で議案によって自民、公明、未来の会のうち退席者を1人でもだすと否決される可能性がでてくる。また、共産党が旗振り役になって提出する議員提出の条例案もものによって可決の可能性がある。
年齢・女性比率
◆年齢・男女構成
議員平均年齢 50.8歳(+1.05歳)
最年長当選 70歳 (下村はるお)
最年少当選 33歳(おやまだ静香)
女性議員/比率 14名(+4名)/36.8%(+10.4ポイント)
地方議員はおじいちゃんばっかりというイメージがあるが、東京の地方議員はそうでもなく、20期の新宿区議会のスタート時の平均年齢は50.8歳。前回より1歳ほど平均年齢が上がったが、任期4年間を考えるとそれなりの新陳代謝がある。最年長は70歳の下村さん、最年少は33歳のおやまださん。女性当選者は4名増えて14人。議会での女性比率は36%になり3分の1が女性議員となった。なお自民党の女性議員は8人中1人(12.5%)で増やせる余地がある。
明日5月10日から区議会で代表者会、幹事長会が開催され、この4年間の議会の大枠を決めていく。議長、副議長、監査委員の候補者、特別委員会の設置や、各委員長ポストの振り分け、その他議会のルールについて。私は自民党新宿区議団の副幹事長を拝命しているのでハードな交渉に臨む幹事長を支えていきたい。
↓議会規則や、取り決め事項等の手続きまわりをしっかり復習しておく。