渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

この4年間の活動その1。議会活動(本会議場での質問)編

本会議場での政策提案No.1議員へ

 4年前の1期目の選挙では「自民党新人」、「34歳・二児の父」、「ミッチーの孫」という3つのことだけを喋っていた。政策も地域交通、介護、健康分野も訴えたが、サブ的なもので、とにかくこの三つだけを全面に押し出した。

 そして大変な成績で議席をいただいた。「ミッチーの孫」だけで当選して、その後、議会でなにもしなかったら、ただの政治家のバカ息子(実際は孫)だよな、と思い任期の4年間はできる限り、議会で質問をすることにした。

 区議会議員の一番の仕事は、条例と予算の議会審査だ。議会を通らないと成立しないし、議員ではないとできない(代理ではできない)ことだからだ。よく、共産党公明党の議員が「区民相談何千件」、「陳情何百件」とアピールしており、それはそれですごいと思うけど、はっきり言えば区民相談や陳情ごとは議員じゃなくてもできるし、最終的には行政がやること(区民相談を受けた議員が役所に伝えて、役所が対応する)だから議員の最も重要な仕事ではない。

 条例と予算の審査の次重要な仕事は、議会の承認が必要な議決案件や、教育長などの同意人事があり、これと同じくらい重要な仕事が一般質問、代表質問だ。

 区議会議員は職権で区当局に質問することができる。ここでいう質問はただ単に疑問点を質問するのではなく、「~~という理由で〇〇すべきと考えますが、どうですか」と政策提案を行う場だ。この一般質問/代表質問は年4回の定例会があるが、1回の定例会につき各議員最大1回行うことができる。

 私は当選以来、この質問を毎回行おうと考え、全16回の定例会すべてで実行した。その結果、質問を行った時間*1は全新宿区議会議員中、トップだった。合計286分、提案した政策は35分野にのぼる。

◆ランキング→ 新宿区議会 本会議質問集計表(201906-202301) - Google スプレッドシート

◆質問リスト→ 政策提案(一般質問/代表質問)リスト(2019-2023) - Google ドキュメント

 政治家の仕事は結果がわからないものが多いので、こうした客観的な仕事ぶりがアピールできるのは嬉しい。質問後、粘り強く交渉し、実際に執行された/執行されようとしているものもある。

 本会議場での質問は会派に時間が割り当てられて、それから議員に割り振る仕組みだ。なので、今回多くの時間質問ができたのは会派の先輩方のご協力にほかならず、感謝を申し上げます。来期、議席を頂くことができたらこの取り組みを続けていきたいが、後輩が手を上げるのであらば快く譲り、新たな議会活動をしていきたい。

(追記 2023/3/20:他の会派から質問時間のランキングは、他の議員への配慮が足りないのではないかとご指摘をいただいたので、ランキングを「集計表」にタイトルを改め、「順位」を「トップ3」に表示を修正しました。)

*1:持ち時間ベース