渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

参院選・投票に行こう

こんばんは。新宿区議の渡辺みちたか(新宿のミッチー)です。

今日はまじめな話をします。

ひごろ街頭に立っていたり、地元の方に挨拶をすると「おれは(私は)政治とは関わらないようにしているんだ!」と強い口調で拒絶されることがあります。政治に対して嫌な思い出があるんだな、申し訳ないなと思うのですが、それと同時にある種可哀そうな気持ち(上から目線ぽくてすみません)にもなります。なぜなら、本人がどんなに政治を拒絶しようとも、日本に住んでいる限り、必ず政治の影響を受けるからです。例えば税金からは逃れられません。働いていれば所得税が、モノを買えば消費税が、不動産があれば固定資産税が、喫煙するならたばこ税がかかります。かくいう私は夜の会合が多く、人よりやや多めの酒税を払っています(自由飲酒党所属ですから)。

さて、政治とは「価値の権威的配分(D.イーストン)」という定義があります。つまり、政治とはおカネを人々から集めて、人々に分配するものであり、誰から集めて、誰に分配するか決めるのは権威的(逆らえないの)である、ということです。極端に一言でいってしまえば、税金のブン取りあい、とも言えるかもしれません。それが政治ですから、前述の政治に興味がない人は、一方的に税金を取られて、その使い道については白紙委任しているということです。なんだか、取られる一方で可哀そうだなと思いませんか?

日本は民主主義の国です。税金の使い道を作るのは政府ですが、最終決定は我々が選んだ政治家が行います。ひとりひとりの一票一票が積み重なって、民主主義は成り立っています。民主主義にただ乗り(フリーライド)するのではなく、ぜひ投票所に行っていただき、権利を行使して欲しいと強く思います。政治の世界では「権利を行使しない人は無視される」という言葉もあります。7月21日参院選、ぜひ皆様の一票で強い意志を表明してください。