渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

幸福度ランキングの低下(58位)「寛容さ」が足を引っ張る

こんばんは。新宿区・自民党の渡辺みちたか(33歳)です。

今朝のニュースで、日本は今年の世界幸福度ランキングで58位と過去最低になったそうです。「寛容さ」の項目で足を引っ張ったと報道されています。

ランキングの「寛容さ」がどのような数値をもとに指数化(coding)されたのかがよくわかりませんが、青山の児童相談所、外国人実習生、生活保護への世論など、私自身の肌感覚でも「寛容さ」が低下しているようにも思います。しかし、それは日本だけではありません。アメリカの国境の壁建設や、各国の移民の排斥やブレクジットなどの話題を見ても世界的にも寛容の欠けた「分断」の動きが顕著です。昨年、ブレディみかこさんの『子どもたちの階級闘争』を読んだときに、イギリス国内の分断と、そのしわ寄せが子供たちにも及んでいるんだ(そして日本もそうなっていく危険があるのだ)と危機感を覚えました。

私の祖父の渡辺ミッチーはよく「政治はまごごろだ」と言っていました。他者を思いやる気持ちが政治の根本であり、政治家はまごころの気持ちをもって政治に臨むことで、国民と信頼関係を築けるのだ、ということです。私もこの思いは大切にしたいと思っています。

私は「情けは人のためならず」という言葉が好きです。人を助けることは、人のためではなく、(まわりまわって)自分のためになる、という意味です。これこそ政治に必要な考えではないでしょうか。

ある日突然、数時間ごとにお腹が痛くなる難病にかかるかもしれません。ある日突然、交通事故にあって障がいを得るかもしれません。ある日突然、親が倒れて介護が必要になるかもしれません。(LGBTに否定的な人の)自分の子どもや孫がLGBTかもしれません。いま、普通に暮らしていて特に困ったことがない人でも、ある日突然、状況は変わるのです。私はリーマンショックや3.11で実感しました。普通の暮らしはある日突然、変わることもあるんだと。

そうなったときの最後の頼みの綱が、公共によるサポートです。しかし、これには国民や市民の理解と寛容さが必要です。

情けは人のためならず。寛容さは人のためではありません。渡辺みちたかは「まごころの区政・新宿」を実践していきます。


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