渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

新宿区ワクチン接種の状況と集団接種の推計

 新宿区でもワクチン供給が接種のボトルネックになりつつある。

 まず現在の接種の進捗状況について。7/6時点で概算で約7万人が1回目の接種を終え、約3万人近くが2回目を終えている。ワクチン接種対象となる16歳以上が約31万人なので1回目は約2割の人が、2回目も約1割の人が接種を終えたことになる。65歳以上に関しては1回目を73.4%、2回目を37.3%の方が既に終えている。

 上述の通り集団接種(5月)・個別接種(6月)が始まってから接種は順調に進んでいると考えていいが、ここにきてワクチンの供給がボトルネックになりつつある。8月の供給量は地元選出の山田みき代議士のTwitterによれば前半に24箱、後半に23箱、合計47箱だ。47箱とはざっと概算4万7000回分で、ひとり2回接種だから約2万3500人分の供給ということになる。区ではこの倍は接種できる体制を組んでおり、この供給量は要求数の半分以下のようだ。

 さて、新宿区の集団接種は20-30代の予約が先週始まり、40-50代が来週7/20から始まる。20-30代の予約開始日(7/7)は開始から4時間で予約枠7800(7月分)が満席となった。本来、40-50代の予約が始まる前に追加で予約枠を開放するのが望ましいが、供給状態をみるに、どうやら次の予約枠(8月)の開放は40-50代の予約開始日の7/20になりそうだ。つまり、若い世代の予約進捗が道半ばで、次の世代の予約が始まることになる。

 8月の集団接種の枠の概算推計をしてみると、8月の供給量(ファイザー)は概算約2万3500人分で、クリニック等の個別接種に半分ワクチンをわけるとすると、残りは1万2000人弱の分量。一方で予約対象者は20-30代の残り約10万人強、40-50代の約10万人、合計20万人いるので、大変な申し込みになりそうだ🙇
(あくまで概算・推計値なので、数字はご参考まで。つまり、予約対象者に比べて8月枠は少なくなりそうですということをお伝えしたいのです。)

 区は引き続きワクチン供給について粘り強く要求していくとしている。我々も全力で支援していく。また、↑のような話はワクチン供給を受ける立場の区としては言いづらい部分があろうかと思うが、区民目線でははっきりしてほしい情報だと考えているので、今後も情報キャッチ次第、積極的に伝えていきたい。