こんばんは。自民党新宿区の渡辺みちたか(33歳・もうすぐ2児の父)です。
国会では来週から予算委員会が開催され論戦が本格スタートとなります。厚労省の「毎月勤労統計」の不正は予算委員会でも大きな議題となりそうですね。集中審議も開かれる見込みのようです。
この統計不正の問題、以下の3つが大きな切り口だと考えています。
1、政府統計全体の信頼性の話
2、根本厚労相が状況を総理に報告せず、予算を閣議決定したこと
3、アベノミクスの成果(実質賃金がマイナスだった可能性)の話
1は言わずもがな、様々な政策の根幹にかかわる統計情報が不正であったことから起こる問題です。もしかすると後になって他の統計でも問題が出てくるかもしれません。
2は大臣の資質に関する話で、答弁次第で野党の追及が強まる可能性があります。また、第三者による調査に厚労省の職員が関わっていたことも厳しく追及されると思います。根本大臣の答弁に注目です。
3は雇用所得環境は改善している状況ですが、これまでアベノミクスの成果を強く主張してきたことや、株価が昨年10月から下落し、かつ世界経済状況が胸突き八丁に来ているタイミングで野党が攻めやすい状況でもあります。
以上3点を頭において議論を聞きたいと思います。