渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

新宿区が生き残るために

新宿のミッチーこと新宿区議会議員の渡辺みちたかです。明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

年末年始も夜警や挨拶回り、地元神社での歳旦祭と忙しく過ごして いました。
それでも1月2,3日は栃木県那須塩原市の実家に行き、父母、家族のとの時間を過ごすことができました。

実家では那須塩原市長を務めている兄の近況も聞き、新宿とは異なる課題に取り組む姿を見、非常に刺激になりました。兄の話を聞くに、数十年後に那須塩原市は消えてなくなってしまうかもしれない 、なんとかしなければならない、という思いと、様々な意見がある中でトップダウンで実行を下していく必死な姿勢を見て、 若い政治家はこうでなければいけないと思うと同時に、地方の本気を感じました。

一方の新宿ではそうした危機感はあるでしょうか。もちろん危機感 自体はありますが、新宿が消えてなくなるときは、日本が消えてなくなるときだろうな、といった思いは(私の中でも) ないとはいいきれません。地方の課題の根本は過疎化や少子高齢化 の中で(若い)人を集めることにあり、一方の都心では人はほっといても集まってくるという環境の違いがそうした甘えを生んでいますが、近年テレワークをはじめとする技術革新による場所の優位性の希薄化や、地方の本気度から、うかうかするとあっという間に新宿も取り残されてしまいます。

こうした1700超の自治体が生き残りをかける時代で、意識すべ きは自治体・地域を、持続していくこと、サステインしていくことです。サステナブル(持続可能性)、SDGs( 持続可能な開発目標)というと流行りのキーワードですが、基礎自治体でできることを具体的に考えると地味なテーマです。その中でも私は中長期的な財政や、環境問題、施設の更新、まちづくりといった中長期的な課題に取り組むことこそ、若い政治家である私の仕事だと考えています。

令和2年、2020年もどうぞよろしくお願いいたします。