こんにちは。新宿のミッチーこと渡辺みちたか（自民党）です。先週新宿区の中小企業の景況（DI）について発表がありました。
区内の中小企業に、1-3月の景況と4-6月の見通しを5月下旬に聞いた同調査ですが、その結果、1－3月期は区で調査を始めた平成23年（2011年）以降で最も悪い数字となり、来期（4-6月期）はさらに悪くなる見通しという結果でした。
本調査は中小企業対象ですので、基本的に毎回悪い数字がでるものですが、その中でも急激な悪化が明らかになりました。
1－3月期は10－12月期に比べ景況感が持ち直す業種（製造業、印刷業）もありましたが、来期はすべての業種で悪化する見通しです。
特に地場産業のひとつである染色業と印刷・関連業については、もともと低調な状況で推移してきましたが、4－6月期にかけて一層厳しさを増している状況です。
また、人手指標に関しては、これまでの人手不足感が一服した結果となり、これは人手不足解消というより、そもそもの仕事がなくなったとも見ることができ、今後の失業率につながってくる可能性があります。
こうした結果をみて、できる対策を考え区に提案してまいります。
DIについては区のウェブサイトでも公表しています。
