渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

34歳になりました。年末のごあいさつ

12月29日で34歳になりました。たくさんのお祝いのメッセージをいただき、 ありがとうございます。
33歳は大きく環境が変わった一年でした。皆様の応援とご協力のおかげで当選させていただきまして4月から議員としての活動が始まり議会で質問の機会をいただき刺激となる1年でした。またプライベ ートでは2月に2人目の娘が生まれ、家でも大変賑やかな生活を送っています。
選挙や議員になって改めて、人間ひとりでは何もできないなと感 じています。様々な活動は地域の人々や応援してくだ さる方々に支えられ、応援には至らないけど情報提供してくれる方 もおり、皆様とのご縁に感謝しつつ、引き続きご縁を大切に育ててゆきた いと思います。
皆様にはお世話になりっぱなしではありますが、来年もどうぞお付 き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
残りわずかとなりまし たがよいお年をお迎えください。

最後にSNSの更新を来年は頻繁にできるように来年は心掛けたいです。


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指定管理者についての質問

こんばんは。自民党新宿区議会議員の渡辺みちたか(新宿のミッチー)です。

定例会2日目の今日は、一般質問の日でした。私も10分の枠をいただき質問いたしました。

当初は今年は台風もあったので水害対策についてと思っていました。が、6月に水害対策の質問を既にしたのと、おそらく来年の定例会では予算特別委員会での議席をいただける(はず)と思い、せっかくなのでそれにつながるような質問をと考え、指定管理者制度全般について質問しました。

昨日のエントリーに書きましたが、指定管理者制度は公民連携の手段で、新宿区では96の施設で導入されています。質問の問題意識としては、行政機関ではない民間企業に公共施設の管理を任せる上で、整理しなければならない課題がある、というものです。今回の定例会で制度全般について質問し、来年の予算委員会ではその制度を導入している96の個別施設について自然に質問できると考えました。

とはいえ、議員になって半年、指定管理者制度についてはまったく詳しくなかったので、今回基礎から勉強し準備しました。今回の10分の質問を作るのに40時間はかかったと思います。

 当初は

  • 指定管理者制度における公募とその応募について(もっと応募を増やせるのではないか?)
  • 一般社会における賃金水準と指定管理者の人件費(さらに考慮できるのでは?)
  • 災害時の指定管理者対応と責任
  • 事故時の指定管理者の責任分担
  • 指定管理者の情報システムについて
  • 管理施設の修繕等の区との分担と責任

など7~8問考えていたのですが、事前の担当部局とのヒアリングでいい答弁を引き出せないと思ったものを外し、今回は災害時の対応、事故時の責任分担、修繕等について、情報システムについての質問を行いました。

 制度全般についてですので前向きな答弁というよりは、区の状況や考え方がよくわかる答弁をいただきました。これをネタに次回以降も行政サービス向上にむけ、質問していきます。


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第4回定例会(新宿区議会)が始まりました

こんばんは。自民党の新宿区議会議員 渡辺みちたか(新宿のミッチー)です。

本日より、今年最後となる第4回定例会が始まりました。
前回定例会(9月19日-10月16日)から1か月あまりの開催で、閉会中もあわただしく過ごしていましたが、今回も一般質問をいたします。

今回は、公民連携(PPP)の仕組み「指定管理者制度」について質問を行います。
指定管理者制度は、区の施設を民間企業や団体に管理を任せる仕組みです。
現在、新宿区では区民ホールやコズミックセンター、図書館、児童館、野球場など96の施設でこの制度を用いて管理しています。


行政施設の管理にあたり、民間の知恵やノウハウを取り入れて、また選定時に公募することで、民間企業が切磋琢磨し、充実したサービスとコスト削減の両立を図る制度です。

一方で、指定管理者は行政機関ではなく、そこで働く従業員も公務員ではありませんから、区直営とは違った取り決めも必要になってきます。

今回は災害時の対応や、万が一事故が起きた際の責任や補償の分担、施設のシステムの更新など、これまでに議論が薄かった切り口で質問します。

なお、区議会はインターネット中継もしていますので、ぜひご覧ください。
渡辺みちたかは明日(11/29)登壇予定です

74年後の長崎にて

人間は痛みを忘れるもので、痛みを忘れられるからこそ前に進めることもありますが、同時に忘れてはいけない痛みもあります。

こんばんは。新宿区議の渡辺みちたか(新宿のミッチー)です。

議会の派遣で長崎の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席してきました。74年前のあの日のように雲間から青い空がのぞく、とても暑い中での式典でした。例年通り来賓では安倍総理をはじめ各国大使、国際機関幹部、各政党代表がいらして、皆で犠牲となった方々の鎮魂を祈り、また今なお被爆の傷と戦う方々への声をお聞きいたしました。

冒頭に書きましたが、戦争の痛みは忘れてはいけません。頭ではわかっていることでも、実際にこういった式典に出席し、遺族や被爆者の方のお声を聴き、見ることで改めて戦争の痛みを実感いたしました。令和という新しい時代にも過去の惨禍を語り継いでいきたいと思います。

昨今、隣国による海上、空中での境界の侵犯があり、また国際協調の新しい要請で自衛隊の海外派遣が議論されています。その中で、平和を保っていられることがいかに幸せなことか。そしてこの幸せを続けていかなければなりません。そのためには日ごろからの外交が最重要ですが、我々にできることはそれしっかりとみて、意見を持つことです。民主主義国家では世論の支持なしにはなにもできません。

外交・防衛、安全保障は国政の範疇ですので、私も一国民として情報発信していきたいと思います。



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開票の現場にて(参院選・感想その2)

こんばんは。新宿区議の渡辺みちたか(新宿のミッチー)です。

伯父のN国党に関する会見は、N国党の立花氏と渡辺喜美氏で会派を組み、会派名を「みんなの党」とする内容でした。思わぬ形でみんなの党が国会で復活しましたが、同党に思い入れがある方々にとってはネガティブサプライズでしょう。私もいい思いはしませんでした。さあ、この話はこれくらいにします。

さて、参議院選挙が終わって1週間がたちましたが、開票日の開票作業に立会人として出席をしたので記録を残しておきたいと思います。開票立会人は文字通り、開票作業に立ち合い、不正がなかったことや、疑問票などの処理について意見を述べることのできる役目です。各政党(政治団体)から立会人を出し、私は自民党を代表して出席いたしました。

圧巻の開票作業

新宿コズミックセンターの大きい体育館で、約500人の開票部隊が投票を締め切った後、20時45分から一斉に開票作業を行います。機械で自動化されている部分はあるものの、体育館を埋め尽くす500人の職員が超労働集約的な作業(票を箱からガサーっとだして、それを束にまとめたり、手に取って見て票を選別したり)をみると「電子投票も考える余地あるよな」、「衆院とのW選挙だったら2倍以上の作業だったんだな」とも思い、開票作業の物理的な作業の大変さを目の当たりにしました。

集計した票は500票の束にしてまとめられ、立会人の目の前に積まれていきます。これを手に取って、チェックすることができるのですが、ちょうど私の親指の長さと厚さがほぼ同じである500票の束を手に取ると、4月の区議選ではこの束で6つ分、私の名前を書いていただいたのかと票の重みを改めて感じました。

有効票・無効票のチェック

気づいたことをいくつか書きます。

比例代表で「国民民主党」と判断された票は新宿区で4210票ありましたが、実感として3分の1以上は「民主党」と略称を書いたものでした。開票のルール的には完全に国民民主党の票になるのですが、中には立憲民主党だと思って投じた方もいたのではないでしょうか(安倍総理の「民主党の枝野さん」という発言も大きく報道されたので影響しているはず)。だとすると国民民主の実際の支持はさらに低いものだった可能性があり、開票結果の票数をみても国民民主は完全に埋没したなと感じました。今後同党がばらばらになって野党再編が起こることも考えられます。

また、(白票も含めた)無効票も3000票近くありました。無効票の中には明らかに投票したい候補者がわかる票もあるのですが、「・」「☆」や枠を書いてあるもの(つまり余計なことを書いてある票)は無効票と判断されます。

たとえば「〇〇党 山田花子」と書いてあればギリギリ有効票ですが、「〇〇党 | 山田花子」、「〇〇党・山田花子」「・山田花子」、あるいは山田花子を〇で囲んだりする等は、票を書いた人を特定できると判断されるため無効票になります。せっかく投票所にきて、投票したにも関わらず無効票になるのは惜しく、無効票となるルールをもう少し周知できないか考えさせられました。

ニュースで続々と当落が決まって、一喜一憂の様子をみたり、当選の抱負を語るテレビをみるのも楽しいものですが、今回は開票の現場で貴重な経験をさせていただき、議会での活動に活かしてまいります。作業の終了は午前3時30分ごろでした。今年2回目の作業をした職員のみなさまもお疲れさまでした。