渡辺ミッチーと呼んでください。自民党新宿区・渡辺みちたかです。
横綱の稀勢の里(きせのさと)関が引退を決断したとの報道がありました。
全身全霊で戦い、その上の強い決断だと思います。本当にお疲れさまでした。
横綱昇進時に「(昇進判定が)甘いのではないか」という論評もあり、横綱昇進後、2年での引退は、「ほらやっぱり」という批判もあるやもしれません。しかし横綱昇進直後の場所でも優勝していますし、たとえその場で昇進が見送りになったとしても2場所連続優勝で横綱になっていました。
なによりも貴乃花以来19年ぶりの日本人横綱という、超重圧とケガが重なる中で横綱として戦い続けた稀勢の里関に、私はとても感動しています。
競技の世界は本当に厳しいです。私は学生時代は柔道をしていましたが、上には上がいる、どんどん強い人がでてくる、と身をもって感じていました。道場でどうしても勝てない同級生がいましたが、その彼も都の大会で一本負けを喫すると、その勝った彼も都大会の決勝で悔し涙を飲んでいました。都道府県大会優勝者でも、その上に全国大会があるのです。勝ち続けるのは本当に厳しい道です。
その中で、横綱として相撲界の頂点を極め、戦い続けた稀勢の里関に敬意を払いたいと思います。