渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

公共施設22%削減を区民にどう理解いただくか

こんにちは。新宿のミッチーこと渡辺みちたか(自民党)です。
9月15日より定例会が始まりました。今回の定例会は決算審査と補正予算といくつかの議案を審議する内容です。
各審議に先立ち一般質問がおこなわれ、わたくしも質問いたしました。今回は公共施設の削減についてです。これまでのところ、昨年の当選以来すべての定例会にて本会議場で質問をしています。

まごころと勇気をもって政治に臨む

先日のブログで、石破茂さんが渡辺美智雄からきいて大切にしている言葉「政治家にとって大事なことはたった一つだ。それはまごころと勇気をもって真実を語ることだ」を紹介しました。政治家にはやりづらいけど、やらなければならないことが多々あります。今回行った質問の「公共施設の縮小・削減」はまさにそれですが、今後の社会情勢を考えると、早かれ遅かれ手を付けていかなければならないことです。それを区にはまごころと勇気をもって行っていくよう提言をいたしました。

公共施設は22%削減

少子化、高齢化によって現在の規模の公共施設を維持できない自治体の話はよく聞きますが、新宿区も同様です。区による試算の結果、今後40年間で500億円以上の財源不足が生じることがわかっています。それに向けて、区では公共施設を(延床面積を)22%削減する目標を立てています。22%というと実感のない数値ですが、新宿区立小学校をすべて合わせた面積がだいたいそれくらいになります。これもあまり実感がわかないですね。でもかなり大きい削減ということはわかっていただけると思います。
一方で、公共サービスの縮小や施設統合は難しい仕事です。利用者が減少した施設がその対象となりますが、減ったなかでも利用者がいるわけで、反対も当然でてきます。しかしながら、22%削減しなければ公共施設が維持できないので、どの施設が対象になってくるのか、そして丁寧な対応をしてご理解していただくのかが重要になってきます。区には行政サービス拡大時代に作られた施設を更新(改修・建替え)する際に、これからの時代に行政がおこなうべきサービスをしっかり考えること、そして統廃合に際しては十分なデータ分析と丁寧な説明を求めました。区からは公共施設等総合管理計画に基づき、丁寧に進めていくと前向きな答弁がありました。

今日からは決算特別委員会が始まり、私も理事(委員会幹部)として出席し審議を行ってまいります。


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