渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

行政のデジタル化で目指す世の中

 すっかり更新がツイッターばかりになってしまった。

 6月定例会が始まっている。毎年6月議会は平和、というより3月 に予算が決まり4月から執行が始まったばかりで、各種報告案件が いくつかでるというのがおきまりの定例会だが、今回は補正予算も提出され、本日区当局から追加議案も提出された。
 コロナ禍で、区も緊急対応が増え、昨年度は一般会計の補正が14 回あり、今年度も今日現在で6回の補正が行われている。「ワクチン接種が遅い」という批判の声が多く聞かれるが、個々の職員の方々の対応には頭が下がる。

 さて、新宿区の集団接種の予約の始まった初日、インターネット( 予約枠5200件)では3時間で予約がいっぱいになり、電話予約は予約枠(2800件)が埋まるまで丸3日かかった。全く内容の同じ予約事務でも13倍以上の効率の差が生じ、行政のデジタル化の大きな可能性を感じる出来事だった。

 菅政権になり、行政のデジタル化が重点政策となっているが、行政のデジタル化は単にハンコをなくすだけ、紙の書類をなくすだけ、 ワンストップで申請できるようにする、などの「便利になる」 だけではない。河野大臣が発言しているように行政のデジタル化の目指す先は「子供が3人いる人」、「一人で住んでいる高齢の人」 、「コロナで家族を失った人」など支援を必要とする人を抽出できるようにして、「あなたが対象となる補助が申請可能です」、「AかBが選べますが、どちらを選択しますか」と行政の側から、サービスを直接案内できる、提案型の行政サービスを実現することだ。 つまり行政のデジタル化で住民ひとりひとりにあった行政サービスの提供ができるようになると考えている。
 定例会では当選以来一回も休むことなく本会議場での質問を行っている(主要政党では私と永原議員の実が行っている))が、今回は こうしたことを発言させていただいた。区からも同じ問題意識を持ち取り組むという答弁があった。
 区民から選ばれた議員として、よい社会を実現するため引き続き全 力で活動していく。


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