祭りの後は寂しいが、選挙の後は忙しい。地域のあいさつ回り*1に加えて、25日から開会される11・12月議会(第4回定例会)の準備をしている。
本会議では、私が自民党を代表して質問(代表質問)する予定で、今週中には大方の内容を書き上げなければならない。持ち時間は60分で、文字数にすると18,000字くらいのボリュームだ。質問したいことは山ほどあるが、今回はぐっとこらえて3選した吉住健一区長が選挙期間中に訴えた公約関連に3分の1くらい時間を使おうと思う。自治会・町会の活性化、AIを利用した地域交通、子育て支援、健康政策。どれも重要政策で、むこう4年間の任期に対する公約だから、区長も聞いてほしいところだと思う。
私は初当選以来の14回の定例会すべてで本会議場で質問してきた*2。今回が15回目だけど、普段行っている一般質問は、いち区議会議員として行えるのに対して、代表質問は会派を代表して質問するので、好き放題なんでも聞けるというものではない。ちょっとした息苦しさと同時に責任を感じている。質問の答弁も一般質問は部長級職員が行うが、代表質問は区長と教育長が行う。そういう違いのためか、質問の準備段階でおこなう課長級との意見交換も、職員の気合が違う(ように感じる)。
1期目から代表質問をさせてもらえるのは他の区議会の自民党では珍しいようで、こうした機会をいただけるのは本当にありがたい。質問の準備では取り扱うテーマについて課長級と意見交換をするので、私はこういう興味関心があって、こういう意見をもっているんだよと伝えることができる。逆に職員からすれば(コイツはなかなかデキるな)とか(こいつは何も知らないんだな)とか議員の値踏みをしている部分があるんだと思う。でもそれは逆もまた然りで、我々議員も、区長から聞いたことを伏せて職員に聞いてみたらシラを切られて、あぁ、まだ信頼関係ができてないんだなと確認したり、最初は「できません」と全く取りつく島もなかったことを根拠をたくさん調べて持っていったら、なんだよ全然できんじゃんみたいになったり、いろいろ値踏みをしている。でもそりゃ人間だからいろんなタイプがあるよね。だから、職員からナメられないように勉強しつつ、恨みを買わないように言うべきことは言い、陳情事はスムーズに叶えてもらえるような信頼関係を築いていきたい。つくづく、議員って難しいなぁ。さて、質問作成に戻ろうかな。