渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

区長の基本方針説明と来年度予算

 今年初めての区議会が始まった。先週、区長の演説があり来年度の政策の方向が議会に報告された。来年度の予算はすでに見ているがコロナ禍からの再生をテーマに、地域コミュニティ、地域経済に重点を置いていて、そういう思いなんだろうなと思っていたが、やはり所信表明の演説でも同様の思いが語られた。以下備忘録でメモをする。

  • コロナと物価高は状況によって補正予算を組んで対応する
  • 新設する中小企業経営力強化支援事業は専門家活用(上限10万→30万円に拡充)とおもてなし店舗助成を全業種に拡充というのがメイン内容
  • プレミアム付き商品券は物価高対策として来年度もやる3倍の拡充(10万冊→30万冊)
  • コト消費といっていたふるさと納税にモノの返礼品も加える
  • 地域コミュニティ活性化の条例制定をする
  • R5は第三次実行計画を筆頭に重要な計画モノの策定が多い(健康づくり行動計画、スポーツ施設整備方針、高齢者保健福祉計画、障害福祉計画、男女共同参画推進計画など)

 区の予算も一般会計で1600億円超で国と同様かなり膨らんでいる。区議会の自民党内には中長期の財政を見越して歳出増大を厳しくみる議員が多く、今後税収が減ったときのことを懸念している向きがある。

 上の箇条書きの最後にかいた計画モノの策定は重要だ。というのも、この3年間役所とやり取りしてわかったのだが、役所は根拠を大切にするので、根拠がないものをねだっても通らないが、「こういう根拠があるのになんでやらないんだ」「こういう根拠があるんだから予算をつけるべきだ」というと態度が変わってくる。だから、自分の興味関心のある政策についてはしっかり研究し、仲間をあつめ、計画モノの策定時に運動して1行でも計画に盛り込めると、根拠ができるのでこの先動きやすくなる。いくつか狙っているものがあるが、ここでは書かない。

 さて、明日は今回の任期最後の一般質問をする。健康づくりの話で「新宿しんぽ」というスマホの散歩アプリについて行う。