渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

エネルギー価格高騰の補助(9月議会の補正予算のはなし)

 明日から区議会が始まる。今年3回目となる定例会では今年度6回目となる補正予算と9つの条例案等を、また毎年この9月の議会で昨年度の決算の審査も行う。決算特別委員会は理事として参加するので改めて記事を書きたい。さて、今回審議する一般会計の補正予算は総額55億円、うち31億円がもらいすぎた国と都への返還金なので賞味24億円の補正を行う。主要なものとしてはエネルギー価格の高騰対策として11億円、歌舞伎町のネズミ対策に1200万円、私立幼稚園の一時預かり事業の拡充に5000万円などがある。

 ネズミの話は、最近よくネズミが増えたと区民から聞くし、私自身もそう思う。SNS上で歌舞伎町のネズミの動画がバズって、町の評判を落としているということで対策に乗り出した面もあると思う。11月から調査をしつつ殺鼠剤等で直接駆除をすると同時に、餌となる歌舞伎町のごみについても対策をする。

 エネルギー高騰対策としては、今年度から始めた中小企業経営力強化事業のメニューに電気、ガス、ガソリンの補助を加え、支出増加分のうち30万円を上限として助成を行う。この経営力強化事業は申請もさほど難しいものではなく、また幅広く補助がでるうえ、実際に活用した方からは評判もいいのでぜひ活用してほしい。条例関係は法律改正に伴うものなどで特筆すべきことなし。

 また、4月の区議選後初めて一般質問の機会を得た。個人情報の「活用」について提言をする。これまで議会で個人情報というと、いかに「守る」かの議論ばかりだった。今回は視点を変えて「攻め(=活用)」についての質問をする。役所がもつ個人情報を部署横断で活用することで、必要な人に、必要な行政サービスを届けることができる。北海道北見市の「書かない窓口」、千葉県千葉市のLINEによるプッシュ通知などを事例紹介をしつつ質問する。

 9月はお祭り(御神輿)シーズンで、平日は一般質問、決算委員会の準備、休日はお祭りでバタバタ過ごしている、そして明日から議会が始まりあっというまに終わりそうだ。