渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

6月2日ー6月3日の大雨について

 徹夜で対応にあたった職員の方々お疲れ様でした。

 さて、昨夕から今朝にかけての大雨では、1回だけ深夜2時頃に危機管理課に電話をした。災害時に議員からの連絡は役所にとっては迷惑な話だと思うので心苦しい。

 ただ、警戒水位を超えて妙正寺川にかかる昭和橋のサイレンがなり、大音量の「ご注意ください」の声が響く中で、どんな注意をしたらいいのか、どんな選択肢があるのか分からず不安な方もいるだろうと思い、かつ区ホームページやTwitterをみても情報がなかったので以下の点を問い合わせた。

自主避難所の開設の有無

②住民はどういう注意をしたらいいか

③環状七号線地下調整池はフル稼働しているのか

 役所の答えは、①自主避難所は開設していません、②いざとなったら垂直避難してください、③地下調整池(東京都の所管)の稼働状況は共有されていませんと、なんだ文字通りの「ご注意ください」という話なのかとガックリきたが、逆に言えば役所は予報状況から「今回は大丈夫だろう」という読んでいるのかなとも思った。そこで私も不安を煽らないようにSNSにはご注意くださいと呼びかけつつ、水位情報と氾濫ラインまではあと1メートル以上ある旨を投稿した。

 大雨の対応は難しい。仮に(自主)避難所を開設していたとしても、警戒サイレンがなってから準備をして、大雨の中で避難所に移動することはむしろ危険な事だ。結局、危ないときは危なくなる前に避難するしかない(水が入ってくるとドアが水圧で開かなくなり閉じ込められる)。さいわい台風や大雨の場合は地震と違い、ある程度予測ができるので、予報や状況をみつつ早めに避難を呼びかけることが行政の仕事になる。

 大雨、集中豪雨、台風の季節をこれから迎えるので研究を続けていく。