渡辺みちたか(自民党・新宿区議会議員)official blog

新宿のミッチー。新宿区議会議員(自民党)。1985年12月生まれ。「渡辺ミッチー」こと渡辺美智雄・元副総理の孫。慶応義塾高等学校・慶応義塾大学・同大学院卒業。中小企業勤務、国会議員秘書を経て新宿区議会議員(2期)。会派は自民党区議団。

保健センターの視察

 福祉健康委員会で管内の東新宿、落合の2か所の保健センターに伺った。保健センターは区の健康サービスの窓口施設で、行政と住民と直接接点をもつ拠点だ。母子保健、心の健康相談、骨粗しょう症予防検診、難病の医療費助成など区役所の中では縦割りに事務所管が分かれているが、住民は近くの保健センターで相談することができる。保健センターには保健師、栄養士、歯科衛生士がいて、健康相談や健診・検診などをすることができる。なお区内には四谷、牛込、東新宿、落合の4か所に設置されている。

 東新宿保健センターでは大久保・百人町を含むエリアを担当しておりエリア内に外国人が1万人ほどいるので、乳幼児健診時には中国語、韓国語での案内を行い、落合保健センターでは難病対策に力を入れているなど、それぞれ地域のセンターで特色がある。新宿区ではすべての難病申請時に保健師が面接をして状況把握と助言をしている。23区内でも珍しい取組だそうだ。

 先年、政策として妊産婦への支援を手厚くしており、加えて岸田政権になって「異次元の少子化対策」で子ども関連の政策が今後も続く。保健センターでもここ数年で母子保健事業について(現場サイドより)事務サイドの業務がかなり増えたと話を聞くことができた。行政サービスは増える一方で、時節柄、職員数はなかなか増やせない。また保健センターの健康相談などの業務は住民との信頼関係や専門性が高く、委託という選択肢も難しそうでなかなか大変だろう。また保健センターでは親子で集まってもらう企画が色々あるが、コロナ以降はこうした事業の集客が今一つということで、オンラインなど新しい形も模索していくとのこと。健康について大変守備範囲の広い業務を行っているので、ぜひ活用してほしい。

保健センターのご案内:新宿区


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